超伝導回路・ダイヤモンド・光をつなげ!
装置がまだ到着せず、空っぽの実験室をご案内いただきました。クリックすると現れる装置の写真は、OISTの他のメンバーにご協力いただき、既に設置されている状況を撮影したもの。しかし「装置としては、ほとんど同じものが入る予定です」と久保グループリーダー。「早く実験したい。新しい冷却装置を使って、3つのハイブリッドを3次元構造で実現する、量子トランスデューサー(変換器)を目指します」。
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超伝導回路を極低温に保つ冷却装置を概観する。中央に冷却器、手前と右端にインプット、アウトプットのコントロールを行う装置が並ぶ。
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冷却器を引きだした状態。最下段に試料をセットし、何重もの筒で覆い、内部を真空にしてから冷却開始。魔法瓶の原理で極低温を保つしくみだ。
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冷凍機の制御も今や配電盤のようなパネルで制御できるようになった。
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装置が目覚ましく進歩する一方で、手作りの部分がうかがわれるひとコマ。ノコギリ、針金、糊、ドライバーなどの工具一式が備えられていた。
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フランス時代に使っていた試料の写真。試料の中心にあるのがダイヤモンド。ダイヤモンドといえば透明なものをイメージしがちだが、含まれる不純物によって色彩を帯びる。この実験に用いられているのはかなり赤味がかったピンク色だ。
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