量子の世界をのぞいてみよう
Welcome to the Quantum World #006

これが『meQuanics』の世界だ!

『meQuanics』体験版は、公式ウェブサイトで、プラグインをダウンロードすれば、すぐにプレイできるウェブアプリケーションとして公開されています。下図の中の[+]マークをクリックすると、ゲームの中でプレイヤーが制御しているとされる、量子コンピュータを積んだ船や、実際のトポロジカル量子コンピューティング理論で、パズルのまわりを取り囲んでいる構造体の様子などを見ることができます。さまざまなビジュアルを通じて、『meQuanics』の世界を体験してください。

 

パズルピースの種類

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ゲームの中のパズルを構成するピース(片)にはブロック、インジェクター、キャップの3種類があります。また操作に慣れてきて、たくさんの回路をクリアした方は、アドバンス・ツールに挑戦することができます。特に科学的な最新テクニックをツール化した「ブリッジ」は、最適化への貢献が大きい、パワフルなツールです。(使い方については『meQuanics』公式ウェブサイト「ゲームの遊び方」を参照))

 
 

船 ーSHIPー

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プレイヤーは船(SHIP)のエンジンを操作して、船をスピードアップし、ハイスコアを競います。そのエンジンを制御しているのが量子コンピュータであり、ゲームのパズルはその回路を忠実に再現したものとなっています。プレイヤーはエンジン技師=メカニック(mechanic)となって、回路を「より小さく」チューンアップしていきます。

 
 

トポロジカル・コンピューティング

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トポロジカル量子コンピューティングでは、キュービットを組み上げる際、大規模な立体(3D)の格子構造をとります。『meQuanics』では、この大きな格子の構成物のなかにある量子回路と量子情報を、パズルで表現しています。パズルピースは接続され、組み合わさることによって、一定のアルゴリズムを実現します。

 
 

パズルピースを動かすルール

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パズルピースの動かし方には一定のルールがあります。『meQuanics』は、プレイヤーがルールと異なる位置にパズルピースを置こうとしても、回避され、置くことが出来ないように設計されています。これは現実の量子コンピュータの理論上、そこに置くと回路を維持できなくなり、アルゴリズムとして働かなくなってしまうためです。トポロジカル・コンピューティングでは、パズルピース同士が一定間隔以上離れていないと、量子的な状態がこわれてしまい、情報が保持できなくなって(=デコヒーレンス)しまいます。そこで『meQuanics』のパズルも同様に、近すぎる場所に配置できないルールになっているのです。

 

図の中の[+]マークをクリックすると、説明文が表示されます。

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