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『ようこそ量子LAB』で掲載した「FILE」を、新しいもの順に並べた一覧です。


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量子の物理的なおもしろさに迫る"教科書"が完成!


量子力学の考え方2009年春、根本香絵博士の 『量子力学の考え方──物理で読み解く量子情報の基礎──』(臨時別冊・数理科学 SGCライブラリ-68 サイエンス社)が、全国有名書店・大学生協の店頭に並んでいます。本書は、「量子力学の体系の中で、その物理的な意味が感じ取れるような量子力学の基礎を扱おう」という、香絵博士の新しい試み。「物理学、特に量子力学の予備知識なしに理解できる」読みやすさに加え、量子力学を学ぶ学生のための教科書として数学的な表現もしっかり盛り込んだ、数理・情報系必携の一冊です。

そこでこの発売を記念し、香絵博士にこの本の見どころ・読みどころを訊きました。

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2009-02-23更新



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講演会レポート『わからないを楽しむ』


講演会の様子このたび香絵博士が出かけたのは、元気な若い人たちでいっぱいの講堂──日頃、文系・理系とそれぞれが決めた進路へ向かって勉強している女子高校生のみなさんに、「わからないを楽しむ」と題した講演を行いました。

「わからない」と言われる量子が専門という香絵博士は、考えてみれば「わからないを楽しむ」スペシャリストでもあるんですね。そんな視点から、量子や理論物理学の研究活動がどのように行われているのか、わからないを楽しむコツ、その活動が自分や社会にどう役立つのかといった話題が展開されました。

そこで今回は、去る2008年11月6日(木)に行われた、東京・広尾にある東京女学館高等学校 創立120年記念講演会の模様を、ハイライトでお伝えいたします。

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2008-11-21更新



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講演会レポート『量子で変わるコンピュータと暮らし』


講演会の様子去る2008年3月22日(土)、近畿大学(東大阪)において日本数学会・日本物理学会合同の年次大会が開催されました。通常はそれぞれの学会ごとに行われる年会ですが、今回は実に31年ぶりという合同での開催。そんな記念すべき催しのなか、根本香絵博士が中高生~一般の方々を対象とした「市民講演会」で講演を行いました。

テーマは「量子情報処理──量子で変わるコンピュータと暮らし」。さまざまな不思議な現象に満ちた量子の世界を紹介しながら、そんな気まぐれとも思われる量子の性質をうまく操って安全な通信や高速な演算などを行う仕方を解説。さらに量子が可能にする新しい科学技術の将来展望へと話は続きます……。

FILE:006 講演会レポート『量子で変わるコンピュータと暮らし』はこちらから
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新ウェブサイト『週刊リョーシカ!』連載開始


週刊リョーシカ!「世界の七不思議」じゃありませんが、わからないものといえば、やっぱり量子。しかしその「世界の七不思議」の一つと言われるピラミッドやピサの斜塔を見て「むずかしいなあ」と言う人はあんまり見かけませんから、わからなくたってどんどん楽しめばいいんです。

そこでこのたび、わからないことを知ろう、いけいけゴーゴーとすすむキャラクター「リョーシカ」が登場します。新しいウェブサイトはその名も『週刊リョーシカ!』。量子の「?」を「!」に変える、物理学者リョーシカの連続レクチャーを、根本香絵博士監修でお届けします。

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2007-10-26更新



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量子、ラジオに乗る


野村邦丸さんと根本香絵博士文化放送で毎週月~金曜の午前中に放送されている、パーソナリティ=野村邦丸さんのワイド番組「くにまるワイド」。この番組内で毎週月曜"わからないことを知る醍醐味を味おう"というコンセプトで制作されている「くにまるアカデミー」というコーナーに、2007年8月27日、香絵博士が出演しました。(★番組ブログへはこちらから)
番組は冒頭から、"そこが知りたい・わかりたい"と迫る邦丸さんのプロの熱意に、"わからないことこそ醍醐味"と香絵博士が応える、中身の濃い展開に。そこで今回はこれを記念して、香絵博士がラジオでお話しした量子についての説明を、ご紹介していこうと思います。

FILE:004「量子、ラジオに乗る」はこちらから
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『ようこそ量子』の冒険


だまし絵と重ね合わせ状態量子という目に見えない概念について考えた前回に続き、今回は、量子を使った情報処理などを行う際に欠かせないツールとなる「量子状態」というものについて、もう少し詳しく見ていくことにしましょう。しかし、実は困ったことに……「量子状態」は、私たちの常識では直感的に理解しにくい性質を備えており、その性質こそが大きな特徴になっています。その性質が「重ね合わせ状態」と呼ばれるもの。上の写真は、『ようこそ量子(丸善)』に掲載されているものですが、写っている絵を、まずはよーくご覧ください。──この女性、若い貴婦人に見えますか? それとも老婆?

FILE:003『ようこそ量子』の冒険 はこちらから
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『ようこそ量子』を読む


量子の研究者のディスカッション最近、「量子コンピュータ」や「量子暗号」などに関する報道記事を見かける機会が増えてきました。このような世の中の「量子」への注目度を反映してか、われわれの新書『ようこそ量子』も新聞や雑誌に採り上げられるなど、おかげさまでいろんな方々に読んでいただけるようになってまいりました。それにしてもこの「量子」、かの天才アインシュタインをも悩ませたほど奇妙で、ミステリーな性質を備えているのが最大の特徴──という点は相変わらず……。そこで今回は『ようこそ量子』に沿って、"そもそも量子って何?"というあたりから、お話ししてまいりましょう。

FILE:002『ようこそ量子』を読む はこちらから
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『ようこそ量子』を大公開!


量子的オフィス2006年12月、香絵博士はじめての新書『ようこそ量子──量子コンピュータはなぜ注目されているのか』(根本香絵×池谷瑠絵・丸善ライブラリー刊)が発売されます。そこで「ようこそ量子 LAB」では、この本の内容をご紹介するスペシャルなコンテンツを先行大公開。特にその第四章に登場する<量子的オフィス>を採り上げて、量子の不思議さをビジュアルにご紹介します。文系の学生さんやビジネスマンの方々にも予備知識なく読める『ようこそ量子』の不思議な世界──まずはウェブでごゆっくりとお楽しみください。

FILE:001『ようこそ量子』を大公開!はこちらから
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